キャピタルランド、ラッフルズシティ重慶の住宅ゾーン・ショールーム

空間戦略&デザイン

共有
サービス
  • インターラクティブ&マルチメディア絵コンテ作り/
  • コンテンツ&メッセージ開発/
  • ショールーム戦略&デザイン/
  • ビジティングジャーニー/
  • プレイスメイキング戦略/
  • プロダクション・コーディネーション/
  • マーケット&カルチャーハイライト/
  • 技術開発/
  • 空間ストーリー/
産業/業界
  • 不動産/
  • 商業/
  • 居住施設/

新しい重慶を象徴するもの

ラッフルズシティ重慶の小売り用ショールームが完成した後、私たちは大型複合施設内の居住エリアに焦点を当てた新たな“エクスペリエンス(体験)”の開発を依頼されました。

小売りスペースの購入を検討している人たちが、大胆な建築環境に感情移入できるような “物語”が必要でした。そこで、私たちが目指したのは、生き生きとした記憶に残る体験とともにシンプルで分かりやすいメッセージを伝えること、地元の文化を紹介すること、そしてラッフルズシティ重慶が提案するライフスタイルをアピールすることでした。

“プリズム”のある場所

私たちは、このコンセプトを開発のもっとも価値のある特性としています。つまりプロジェクトに輝きを与える標識灯(ビーコン)のようなイメージを定着させたいと考えました。もちろん、このプロジェクトの象徴であり、世界で最も高い水平に延びて繋がる超高層ビル「ザ・クリスタル」からもインスピレーションを受けました。このビルには、サンルームのような居住者向けクラブハウスがあります。結晶構造をテーマに、私たちはプリズムを通過する光を中心に物語を構成しました。

重慶の景観を紹介する「ナチュラルライト(自然光)」、プロジェクトの特徴を表現した「リフレクション(屈折)」、そして来場者が自分自身を投影できるライフスタイルのスペクトラムである「カラーディスパージョン(色の拡散)」の3つのテーマを通して、来場者を旅へと誘うデザインとなっています。

エントランスを入ると、包み込むような光のプロジェクションが迎えてくれます。そして、紹介ビデオに続いて、サイドプロジェクションがフェードアウトし、次のゾーン「リフレクション(屈折)」の光が重慶の景観にそのパターンを投影します。

「プリズムの屈折」では、ファセット加工された表面のドラマチックな設定の中で、スカイラインのプロジェクションを背景に、この開発の建築モデルを紹介しています。この演出は次の部屋にも引き継がれており、来場者はプロジェクトの詳細を紹介するインタラクティブなステーションへとアクセスできます。

最後には、ローラーブラインドが自動的に開き、揚子江と嘉陵川の合流点にある象徴的な景色が現れます。

明るく風通しの良いエレガントなミーティングスペースでは、さらに話が弾むことになり、そして、その先、来場者は専用のエレベーターロビーから「ザ・クリスタル」へと行くことができます。

1 / 1

「インサイト」をメールでお届けします

最新プログラムやニュース、ご提案など、各種情報をお届けします。eメールアドレスをご登録ください。