ザ・ハリ・ホテル ロンドン
ブランド戦略＆デザイン
ハリレラ・グループ初のホテルブランド創造
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レガシーの創造
何十年、何世代にも渡って複数のホテルを所有し、運営してきたハリレラホテル・グループの次のステップは、独自のホテルブランドを立ち上げることでした。ロンドンのベルグレイビアに最初のホテルを建設し、続いて香港にも進出。ハリレラ・グループは国際的にブランドを発展させていくというエキサイティングな道を順調に歩んでいます。
パーソナルアプローチ
私たちが目指したのは、優しさ、優雅さ、機知、魅力といったアロン・ハリレラ氏自身の性格に基づいた、ユニークなパーソナルブランドを創ることでした。現在、ほとんどのホテルはミレニアル世代をターゲットにしています。しかし、私たちはハリ・ブランドを世代を超えたものにしたいと考えました。伝統的な知恵と現代的で魅力的な考え方を組み合わせたいと考えました。
トーンの設定
新しいホテルブランドを立ち上げるにあたり、適切なトーンを設定することが重要でした。私たちはインターナルブランディングに着手し、スタッフ用ハンドブックを作りました。新たに加わったスタッフにウィットに富んだ魅力的な表現でザ・ハリのブランドを紹介するこのハンドブックは、新規加入スタッフのトレーニングプログラムをデザインする上で重要な役割を果たしました。フォーマルなブランドイメージと、今回制作した英国らしいブランドマスコット「Hari」の手描きイラストの奇抜さが絶妙なバランスとなっています。
戦略フェーズでは一連のワークショップを中心に構築されました。その目的はブランドを具体化するすべての価値と特性を引き出し、明らかにすることでした。ハリレラ一族の温かなホスピタリティーは、ホテルのサービス文化を通して浸透していきました。
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時代を感じさせないロゴマーク
ブランドイメージは、伝統的な雰囲気を持つとともに、一族が所有する香港にある屋敷の特徴的なアーチを思い起こさせるよう、頭文字を図案化して表現しました。濃紺にゴールドのアクセントが、伝統を感じさせます。
名前に込められた意味は？
もちろん、完璧なホテル名を模索するプロセスにハリレラ・グループの担当チームも深く関わりました。最終的には、パーソナルで親しみやすく、親近感のあるブランドにしたいと考え、アロンの父親の名前である“ハリ（Hari）”を採用することにしたのです。
